キャストホイールのインプレッション

2019年11月26日

あだたらカブミーティングが前輪をキャストホイールに変えて初めての遠出になりました。

試走だけではわからなかったキャストホイールの個性がわかってきました。

少々インプレを書いてみます。

突き上げが強い

とにかくこれにつきます。

普通に走っている分にはあまり感じないのですが大きめのギャップを超えたときはかなりガツンと来ます。

だからと言ってそれが原因で走行が不安定になる、っていうほどではありませんからそれ自体は「個性」でしょう。

 

しかし今回の遠出では、最終的にこの突き上げの強さにすっかりやられてしまいました。

どうなったかと言うと…

 

 

腰が痛い

 

 

今までもカブに長距離乗っていて腰が痛くなったことはあります。

でも今回の痛みはそれとは別もの。

 

と言うのも、今までの痛みは長時間同じ姿勢を続けたことによる筋肉のコリからくるもので、筋肉に痛みがありました。

しかし今回の痛みは骨に来ていたようです。

背骨一個一個同士をゴリゴリ押し付けているような感覚を感じました。

もう骨が砕けるんじゃないかってほどに。

 

というか実際わたしの背骨は半分に分離している箇所があります。

「腰椎分離症」といい、中学生時代にはそれになっていました。

長時間腰に負担をかけ続けるのは良くないです。

 

 

帰宅後も背骨に痛みが残っており完全に良くなるまで数日かかりました。

仕事で重いものを持つのが辛かった…

フロントだけでもこれですからリアも変えたらどうなってしまうんでしょう?

 

突き上げ対策

で、この突き上げをどうやって解決できるか考えてみました。

思いついたのは2つ。

  1. 空気圧を低めにする
  2. スポークホイールに戻す

といった具合です。

 

空気圧を下げればタイヤのゴムのたわみでいくらか突き上げを改善できそうです。

しかしこれは走行性能や燃費が犠牲になる方法。

 

もう一つは元に戻すことです。

改造を経て純正のバランスの良さを実感できました。

それでいいではないか、という考えですね。

 

他にもリアサスペンションを変えたりフォークオイルを入れ替えたり、なんて方法もあると思いますが、改造で出た不具合を改造で解決していくのは終わりのない戦いの始まりになってしまいます。

わたしには最後には何だかよくわからない仕様のバイクに成り下がってしまうのが見えます。

そういうのは止めにします。

 

上記の対策のどちらを採るか。なんですが…

まだちょっと決定ではありませんけど、おそらく「スポークホイールに戻す」方を選ぶと思います。

空気圧を抜いてもスポークほどの乗り心地にできるのか分かりませんし。

 

追記:戻しました。

キャストからスポークに戻しました

 

丈夫で弾力のある鉄スポークの特性は素晴らしく、腰の痛みはすごく辛い。

今回はそのことを再認識させてくれました。

 

 

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