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シティサイクル用リアキャリアの選び方

実用車 荷台

ジュピターの荷台交換の紆余曲折により、シティサイクルの荷台について詳しくなってしまいました。

せっかくなので今まで調べた「シティサイクル用リアキャリアのサイズ確認」の方法についてまとめてみました。

ジュピターの荷台交換の紆余曲折↓

 

リアキャリアのサイズ確認方法

まず大前提として、タイヤサイズでの分類があります。

26インチ・27インチあたりが主流でしょうか。

 

 

次に「シートピン止め」か「ダボ止め」かです。

「シートピン」というのは

↑この部品のことです。

サドルを上げ下げするのに使いますよね。これにキャリアのステーが共締めされているのが「シートピン止め」

そうでなく、フレームにキャリア用のネジ穴が開いていて、そこにキャリアが固定されているものが「ダボ止め」

になります。

 

(その他最大積載量の違いでクラス27・クラス18といった分類もあります)

 

以上の2点を踏まえたうえで↓の画像をご覧ください。

この「クランク軸中心からシートチューブ上端」の長さを測ります。

この数値を「フレームサイズ」といいます。

 

フレームサイズが

となります。

 

 

しかし…

基本はこの測り方なんですが、この頃の自転車はデザインや乗りやすさを考慮してありまして、この測り方では適合サイズが正確に出なくなってきているようです。

 

そこで作られたのが「SH寸法」です。これは自転車用品メーカーの昭和インダストリーズさんが作ったものです。

「シートピン止め」にしか対応していない測り方にはなりますが…

 

昭和インダストリーズさんは、幼児用座席やキャリア、スタンドなどを作っておりまして何気に実用車用のキャリアやスタンドもラインナップに並んでいます。

 

SH寸法の測り方

SH寸法は2箇所の長さを測る必要があります。

  1. 地上からシートピンまでの高さ
  2. 地上からハブ軸(後輪車軸)までの高さ

 

これらを測ったら

1.の数値から2.の数値を引き算します。

これがSH寸法です。

 

26インチの自転車の場合、この数値が

となります。

数値が被ってしまった場合は、より中心値に近い方を選べばいいそうです。

例:300mmは3種類とも適合→最も中心値なのは280mm~300mmの「低床」

 

因みに27インチの自転車なら

になります。

 

ブリジストン・ジュピターの場合

実際にジュピターの数値を測ってみたところ

ということで文句なしのノーマル(高床)タイプとなりました。

 

以上、シティサイクル用リアキャリアのタイプ確認方法でした。

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