ジュピターの荷台を取り外し
実用車のアイデンティティの一つである大型の荷台。これを取り外しちゃいました。
重量物が無くなって走りも軽快、見た目もホッソリスッキリして軽快な印象になりましたよ。
前の自転車紹介記事で付いていた荷箱はボロボロになったので外して処分してあります。
荷台を外した理由
最初になんでアイデンティティでもある大型荷台を外したのか、その理由を挙げていきます。
補強が邪魔
通常のシティサイクル用の荷台はシートピン(もしくはダボ)と後輪車軸の4点止めですが、このジュピターの大型荷台は
補強が4本追加されています。
で、この補強のどこが邪魔かと言いますと
サークル錠のカギの抜き差しの時に邪魔になるのです。
補強の左側から手を入れれば不自然に手首を曲げないといけないし、右側からだとちょっと遠い。
そんな微妙な位置に補強が付いています。
ゴムロープを携行しにくい
荷掛けが6か所もあって、荷物を積むときには何の不満も無い荷台ではあります。しかし荷物の無い時、ゴムロープのみを縛るのがすんなりいきません。
荷台のみで使う場合、ゴムロープを携行するため上の写真のように荷台に巻きつけておくことが多いかと思いますけど…
こんな風にメインのステーが出っ張っていたり
補強が通っていたりでなかなか思っているように巻きつけられないのです。
些細な事のように思うかもしれませんけど、これがちょっとしたストレスになるんですよねぇ。
荷台がガチすぎ
本末転倒なんですけど、パーソナルユースにはあまりにも業務用過ぎます。
パーソナルユースであの荷台をフル活用している人ってほとんどいないのでは?(そもそも実用車をパーソナルユースする人なんて居ないか)
私としてはレトロチックで丈夫な自転車が欲しかっただけでして、ここまで積むことに特化していなくてもいいかな~、なんて思ってしまいましてね。
法律のこともあり最大積載量は30kgとなっていますが、多分それ以上いけるように作られているような気がします。
最大積載量27kgのクラス27キャリアと3kgしか違わないのにもの凄いゴツさですからね。
私の場合、荷物の中で一番重いものは5~10kgの米ですから、クラス18(最大積載量18kg)か頑丈さ重視でもクラス27で十分です。
今回はとりあえず外すのみですが、後でシティサイクル用の荷台を取り付けようと思っています。
荷台取り外し作業
さて、上記の理由のために取り外していきましょう。
補強取り外し
まずは補強から取り外していきます。
表側は+の小ねじ、裏側はナットですから共回りします。
とは言え上手くやればドライバーのみで外せました。
両側とも外して、車体に当たらないように逃がしておきます。
もう一つの補強も外します。
荷台後端のヘキサゴンボルトとナットを緩めます。外す必要までは無いかな~。ここは共回りしたので両側とも押さえる必要がありました。
そしたらメインステーに留まっているもう一方を外します。
後輪車軸ステー取り外し
お次は車軸に留まっているメインステーを外します。
ここは15mmのディープソケットが必要かな?15mmは一般的な工具セットにはありませんから注意ですね。
ナットとワッシャーを外して
ステーを外して
ナットとワッシャーを戻します。
この作業の注意点は「両側少しづつやらない」ってことですね。
両側少しづつやっちゃうとスタンドも外れちゃいます。支えないといけなかったり、最悪自転車が倒れちゃったりしますから。
ナットを締めたらステーを車軸に引っ掛けておきます。
この後シートピンを外して、不意にガタッと動くのを防止するためです。
シートピン側ステー取り外し
最後はシートピン側のステーを外します。
ここは両側13mmです。例によって共回りしますから両方押さえておきましょう。
ボルトを引っこ抜くと荷台がガタッと外れますから、手で押さえながらゆっくり車体から外しましょう。
作業完了
外れました。
うん、凄いスッキリ。カゴも荷台もない、自転車の基本形になりました。
外した荷台は畳んである程度コンパクトにできます。
重量測定
自転車カスタムではありがちな、重量の比較でもしてみましょう。
秤は持ってないので体重計で測ってみました。
まず私の素の重さが服込みで62.7kg
そして荷台を持った状態での重さが66.1kg
66.1-62.7=3.4kg
ということで荷台を外して3.4kgの軽量化ということになりました。
あとでシティサイクル用の荷台でも付けましょうかね。
付けました↓
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