イワタニ ジュニアコンパクトバーナーを買ってみた

岩谷産業の「ジュニアコンパクトバーナー」を買ってみました。

岩谷産業は家庭用カセットコンロで有名ですけど、アウトドア用のバーナーも作っております。安価なCB缶(カセットコンロ用ガス)を使える上に、本体もアウトドア用にしては安めです。

こいつをカブに積んでラーツーなんぞをしてみるのも良さそうです。

開封

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

パッケージ外観はこんな感じ。

100×130×80くらいで大変コンパクトです。当初予想していたよりもはるかにコンパクトで、この時点で結構ビックリ。

 

箱を開けると説明書とケースに入った本体が入っていました。

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

 

ケースオープン!

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

輪ゴムで縛られた、ステンレスの綺麗な本体が出てきました。

 

足と五徳を展開してみます。

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

五徳は4本。鍋の乗る部分が段々になっており、鍋の大きさを問わず安定するように工夫されています。鍋は15cmくらいまでなら五徳の範囲内に収まりそうです。

加えてこの五徳は風防も兼ねておりまして、風がバーナー部に直接当たりにくくなっています。

本当によく工夫されていますね。

 

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

足は3本です。どこで聞いた話だったか忘れてしまいましたが、足は4本よりも3本の方が倒れにくいということを聞いたことがあります。

更に、ガスボンベも接地するようになっていますから低重心と合わさって、安定感は抜群です。

 

弄っていて気づいたのですけど、この足…

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

畳んだ時にちょうど点火スイッチと重なって、不意にボタンを押せないようになるんですよ。(「Iwatani」のロゴが入っているところの左側にある黒いのが点火スイッチ)

 

お~本当にこの小さな製品には工夫が詰まっていますね。驚きの連続であります。

 

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

点火は

  1. ガスを少し出して
  2. 点火ボタンを押して火花で着火

という手順です。さすがに家庭用カセットコンロのように、ダイヤル一個で安全に点火。という訳にはいきませんね。

バルブの開け具合を間違うといきなり火柱が上がるので気を付けなければいけません。

 

お湯を沸かしてみる

試験的に家でお湯を沸かしてみました。

※〇Lの水が何分で沸くか?という試験はしておりません。屋内用ではありませんので換気必須です。

 

100均でガスを調達

まずはCB缶のガスが必要です。

CB缶

ダイソーで1本108円のガスを買ってきました。

注:当然説明書にはイワタニ製のガスを使うよう記載があります。この辺は自己責任です。

まあCB缶はどこでも入手できるのが魅力ですからね。色々なところのガスを使ってみたかったのです。

 

ただお湯を沸かすだけではつまらないのでカップ麺もダイソーで調達。

ブタメン

おやつカンパニーさんの「ブタメン・とんこつ味」と「ブタメンしょうゆ味」です。こちら2つで108円。

カップ麺…というか駄菓子ですねw

この頃「だがしかし」というマンガにハマっているもんでw

 

この小ぶりなカップ麺を2つ食べられるくらいの量のお湯を作ってみます。

 

ガスをセット

ガス缶の装着は差し込んで右に捻る方式。

 

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

差し込んで…

 

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

右に回す。これで装着完了です。脱着の際にガスが漏れている感じはありませんでした。

 

 

鍋を載せて~、点火!

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

上に鍋を載せてあれば火が立ち上がらず、安全かもしれません。

 

 

ブタメン2つ程度のお湯なら数分で沸いてしまいました。

ブタメン ブタメン

うまそう。

 

使ってみた感想

私の用途には十分な火力です。

私の場合、厳寒期に大量のお湯を沸かして調理をしたり、炒め物をしたりというような使い方はしませんからね。

バイクで出かけられるくらいの気温のときに、カップ麺1個とか、レトルトカレーとご飯を温めるとか、コーヒー1杯とかそんなもんです。

そういった用途には十分かなと。

まだまだこいつの実力はわかりませんけどね。意外に煮炊きができるほどの実力があったりして…?

 

また、燃料が比較的入手性の優れるCB缶ですから、災害時などでも使える可能性が高いのではないかと思います(大した事は出来ないかもしれませんが)

 

ケースのサイズは概ね90×120×75と大変コンパクトですし、ガス缶もほっそりしたCB缶。携行性は良さそうです。

四国お遍路のときはOD缶のバーナーを持って行っており、かさ張って邪魔でしたからね~。行く前に買っておけば良かったかもしれません。

 

価格もこの記事を書いている時点で4,000円ほどと、アウトドア用品にしては比較的安価です。

アウトドア用品って目ん玉が飛び出るくらいに高価な品物が多いですけど、この製品くらいの価格ならなんとか買えます。高価な製品は性能も高いんでしょうけどねぇ…

 

火加減の調整について

とろ火は苦手そうな感じ。火力を絞ると火が不安定になり、そのうちに消えてしまいます。

半面、ちょっとでもバルブを開けると結構な勢いで火が立ち上がり、バルブ1/3開~全開まではほぼ火力は変わりません。大体20cmくらいの火柱が上がります。ちょっと怖いですw

もっとも、指定のイワタニ製のガスではなく100均のガスだってこともあるかもしれません。一応ここも参考程度でお願いします。

 

最後に

気温の高い夏場にガス缶をボックスの中に入れておくのは危険ですけど、気温の下がってきた今の時期なら活躍の機会がありそうです。

ラーツーとかしてみたいなぁ。