かかみがはら航空宇宙博物館ツーリング

5月25日から26日にかけて、泊りがけでかかみがはら航空宇宙博物館に向けてツーリングに行ってきました。

今回の記事はそのレポートです。

日本列島を猛暑が襲う中のツーリングとなりました。

5月25日 出発

飯山駅

まずは朝6時、飯山駅にて友人のリュー氏と待ち合わせ。

リュー氏の乗機はK125。途中の松本市まで一緒に走り、その後はスズキKシリーズのミーティングに参加する予定のようです。

 

ビジネスバイク

道の駅で休憩

 

まだ午前中は山あいを走っていたのもあって比較的涼しかったですね。

立山

↑立山の裏側?

 

10時頃松本市に到着。そこでリュー氏と別れ一人旅です。

松本市は関東ナンバーの車でごった返していました。何かイベントでもあったのでしょうか?

 

ここからは怒涛の走りっぱなし。水分補給以外での休憩はほとんどとってません。

早く博物館に行きたかったからね。しょうがないね。

 

かかみがはら航空宇宙博物館

で、15時頃各務原到着。早速博物館に向かいます。

こちらが公式HPです。

 

屋外展示

かかみはら航空宇宙博物館

YS-11とUS-1

 

建物の外には大型の航空機が展示されています。ここまでは無料では入れます。

遊具なんかが置いてあって公園みたいになっており、子どもが遊んでいました。

 

かかみがはら航空宇宙博物館

わたし、飛行艇大好きなんですよ。

新明和はUS-2の輸出を頑張って、どうぞ。

 

 

こちらは対潜哨戒機P-2J

かかみがはら航空宇宙博物館

こういう注意書き好き。プロペラは危ない(戒め)

下の「塗装するな」もいい味だしてます。ソナーでも入っているのでしょう。

アカ共の潜水艦を見つけるよ!

 

館内展示

さて、館内展示の目玉はこれでしょう。わたしもこれを見るためだけに遥々新潟から来たと言っても過言ではありません。

 

キ61 三式戦闘機 飛燕

三式戦闘機

飛ぶことはできませんが日本国内で唯一の完全な現存機。

世界でもここまで修復された機体は他に無いようです。

 

これまで大戦中の航空機は何度かレプリカは目にしてきましたが、本物は凄味が違います。

 

とそのエンジン「ハ40」 (「ハ」はハツドウキの「ハ」)

ハ40 飛燕

液冷倒立V型12気筒 排気量33,900cc 最高出力1,175hp=1,192ps

設計はドイツ・ダイムラーベンツ社 製造は川崎航空機(ライセンス生産)

全長は2メートルくらい。

右端に写っているのはスーパーチャージャーで、直径30〜40cmくらいありました。

 

因みにスーパーカブ110・JA44は

空冷単気筒 排気量109cc 最高出力8ps

数値で見ると全然違いますけど、さすが時代が違うせいか排気量あたりの出力はカブの方が上ですw

 

このエンジンが三式戦にとって曲者で、ドイツの高い技術で作られたエンジンは日本には荷が重かったようです。

機体の設計は良好だったようですが…

 

国産空冷化はよ!

 

ハ40 飛燕

ボア150mmのピストンとコンロッド

日本の資源・技術不足が仇となりよくコンロッドが折れたそうです。

 

ハ40 飛燕

軸受

これも精度不足でよく焼き付いたそうです。

 

国産空冷化はよ!

 

模型も色々

かかみがはら航空宇宙博物館

写真中央は「風立ちぬ」でも出演した九二式重爆撃機

 

 

その他戦後の実験機や練習機、戦闘機、ヘリコプターなどなど

かかみがはら航空宇宙博物館

 

 

展示の後半は宇宙関係でした。

かかみがはら航空宇宙博物館

ロケットエンジン

 

かかみがはら航空宇宙博物館

スペースシャトルと宇宙服

 

「人は空から宇宙へ」なんて言いながら展示は日本と米国のモノのみ。

ソビエトの功績はどこ?

 

この他、タイミングが合えばフライトシミュレーターで遊べるみたいです。

やっているところを眺めていましたがなかなか楽しそうでした。

 

なんだかんだたくさんの航空機が見られて大変満足しました。

 

お土産

お土産は宇宙食を買ってみました。

お値段は500~800円くらいだったかな?

かかみがはら航空宇宙博物館 お土産

 

博物館唯一のロシア要素↓

かかみがはら航空宇宙博物館 お土産

 

この他、ありがちなプリントクッキーとか、プラモデルがお土産屋さんに置いてありました。

 

5月26日帰路

各務原市内で一泊し、翌朝帰路につきます。

岐阜 山々

岐阜の山々は壮大です。

山の雰囲気って地域によって違っていて見応えがあります。

新潟の山はこういう雰囲気ではないですね〜。

 

んで高山市で昨日別れたリュー氏と合流。

ビジネスバイク

リュー氏もKシリーズミーティングをかなり楽しんでらっしゃったようです。

ここからは富山周りで帰ります。

 

有名な飛騨牛コロッケのお店に来ましたが…

 

「臨時休業」

残念…

飛騨牛コロッケ

 

代わりと言っちゃあなんですが隣のソバ屋さんでソフトクリームを注文。

飛騨 蕎麦屋 抹茶ソフト

食いかけで申し訳。

 

ライダーってなんであんなにソフトクリーム大好きなんでしょう?

バイクは搭乗者の糖分をエネルギーに変えて走っているんですかね?

 

猛暑の中走りに走り新潟入り。

道の駅 越後市振の関

 

ここからお互いの家までまだまだ距離があります。

その後は二人でラーメン食って解散しただけなんでこれで記事を終わります。

 

結局2日間で往復700kmも走ってしまいました。

わたしにとってはこの距離が日程的にギリギリって感じですかね。

肩が凝ってしょうがなかったです。何か対策したいところ。