廃エンジンオイルの処理方法を考える

DIYでオイル交換をして一斗缶に溜めていた廃油がいっぱいになったので、先日車屋さんに引き取りしてもらいに行きました。

しかし、今までワゴンRでお世話になっていた車屋さんとは違い、今の車屋さんは廃油の引き取りはしていないのだそう。

それでも「持ってきちゃったなら」ということで処分してくれることにはなりましたが、これからはどうするか考えなくてはなりません。

引き取りのためだけに以前の車屋さんに顔を出すわけにもいきませんし。

 

このような記事もありますし、廃油の引き取りに処分費がかかってきてもおかしくありません。

クルマのオイル交換値上げにつながる? 新型コロナで崩れる循環 廃油リサイクル業ピンチ

 

考えていくつか処分方法を思いついたので挙げていきます。

環境への負荷についても考慮しておきます。

廃エンジンオイルの処分方法

店舗でオイル交換する

処分方法、とはちょっと違いますが一番一般的な方法です。

お店にオイル交換をお願いすれば処分もセットになっているので確実です。

 

廃油の処理は業者さんに一括して任せてあるでしょうからキチンとしたリサイクル処理もなされ、何かしらの燃料として再利用されると考えられます。

デメリットは料金が高いこと。

わたしはクラウンの次回のオイル交換はエレメントも交換になるのでお店に任せようと考えています。

ちょっと面倒なんでw

 

普段は自分で交換して、エレメントの時はお店へお願いし、ついでに「これも頼むわ」ってな感じで溜まっていた廃油を引き取ってもらうのもアリかもしれません。

 

オイル処理パックを利用する

段ボール入りで市販されている処理パックに吸わせて処分します。

自治体によるでしょうが多くの場合燃えるゴミに出せるのかな?ウチの自治体では燃えるゴミです。

 

焼却場では重油を燃料にして炉内を高温にしてゴミを自然発火させているようですから、燃えやすい廃油は燃焼の助けにもなるでしょう。

しかし、焼却場の熱は隣接している温浴施設の熱源になるくらいであんまりメリットを感じませんし、処理パックというゴミを新たに生成してしまっています。

数百円とは言え、捨てるための物を買うのってそんなに好きじゃありません。

 

店舗に持って行く

処分を引き受けている整備工場やガソリンスタンドに持って行き、無料もしくは処分費を支払って引き取ってもらいます。

1番目に挙げた方法と同じく、キチンと処理されることでしょうから安心です。

冬場の暖房として廃油ストーブを使っている整備工場であれば無料で引き取ってくれるかもしれません。

 

廃油ストーブで燃やす

これはあまり現実的ではないでしょうけど。

何台も車やバイクを持っていたり、ものすごい距離を走ったり、整備や改造が好きすぎたりする人は年間に何十リットルと廃油が出るでしょう。

それを溜めておいて暖房用の燃料として使うことができます。

気密性の低いガレージであれば自作したものでも使えますし、一般家屋でも市販品を買って薪ストーブのようにちゃんと煙突を施工すれば暖房として使えます。

まあ市販品は何十万円もしますがw

 

暖房や給湯、調理用に廃油や薪を燃やすことは一応規制されておりません。

複雑な処理工程を経ずに消費できるのでエコっちゃエコな処理方法のようにも思えます。

 

(裏技)職場に持って行く(笑)

勤め先によっては常に廃油が出るような職場もあるでしょう。

朝早くや昼休みに、自分の持ってきた廃油を職場の廃油入れにこっそり混ぜますw

もしくは職場で出た空のペール缶や一斗缶を貰ってきて、そこへ廃油を溜めて、いっぱいになったらまた職場へ持って行き、それとなく廃油置き場へ置きます(笑)

この方法だと確実に無料で、かつ業者さんが適切に処理してくれるので環境にも優しいです。

 

わたしは今の職場に居る間はこの方法を採ろうと思っていますw

 

まとめ

今後処分費がかかってくるようであればお店でやってもらうのも案外高くなくなってくるのかもしれません。

各々に合った方法で適切に処分しましょう。

間違ってもその辺や下水に流さないように!