DIYでゼロクラウン(4WD)のオイル交換
交換時期が来たのでゼロクラウンのエンジンオイルの交換をしました。
購入後初のオイル交換ですが自分でやってみました。DIYってやつです。
事前に検索してもFRモデルの情報しか出てこなかったので4WDモデルでのやり方を探している方の役に立てば嬉しいですね。
車種情報
ひとまずわたしのゼロクラウンの情報について載せておきます。
調べていく中でこれが載っているのと載っていないのとでは参考としての信頼度が違いましたから。
- 型式:GRS183
- エンジン(エンジン型式):3,000cc(3GR-FSE)
- 駆動方式:4WD
冒頭で書いたように、FR車の情報ばかりのなかで4WD車の情報は貴重なのではないかと思います。
なお、今回はオイルフィルターは換えてないのでその情報はありません。
次回のために、と思って潜って探しても見つけられなかったんですよねw
FR車にはあるフタが存在せず、フィルターそのものの位置が変わっているようでした。
交換作業
早速ですが交換作業の様子です。
必要な道具など
まずは必要な道具など。
大体こんな感じでしょう、あとは各々で他に必要なら揃えましょうね。
- 14mmのレンチ
- (オイルパンにくっ付いているパッキンを剥がす)マイナスドライバーやラジオペンチ
- 廃油受け
- ジョウゴ
- ドレンパッキン(内径12mm)
その他
- オイルジョッキ
- ウエス など適宜必要なもの。
作業開始
道具が揃ったら作業にかかります。
まずはボンネットを開けてフィラーキャップが緩むか確認。
赤丸がフィラーキャップ。黄丸がレベルゲージになっています。
あらかじめ緩むか確認しておくことで「オイル抜いたけど入れられない!」という事態を防ぎます。
次は何らかの方法で車体を持ち上げます。
わたしはこの頃はこうやっています↓
木の板で段々のスロープを作り、それに前輪2本を乗り上げさせます。
そして後輪に輪留めをかけてずれないように固定。
これならウマと違っていきなり落っこちることがありません。
車体が上がったらエンジン下を覗きこみ、ここがドレンボルトです。
ボルトは車体の右側を向いています。右側を向いているのはFR車と同じですがオイルパンのつくりは少し異なります。
下に廃油受けを設置してボルトを外します。
結構な勢いで廃油が飛び出してくるのでボルトの先、車体右側に廃油受けを寄せておいた方がいいでしょう。
受けそこなって地面にこぼれるとエライことになりますから。
廃油を落としている間にドレンボルトを拭いたり、新しいドレンパッキンの準備をしたりして過ごしましょう。
ある程度廃油の勢いが弱まったらオイルパンに張り付いている古いパッキンをマイナスドライバーなどで剥がします。
新旧パッキン比較。元々の方が外径が小さいです。
まあ内径が同じなら多少外径が違くても大丈夫でしょう。
オイルがほとんど出てこなくなったらボルトを締めます。
締めすぎ注意です!
手で締めて止まってから「キュッ!」とやるくらいでいいでしょう。
(ホントはトルクレンチがあれば一番です)
今回舐めてはいないものの、わたしはおそらく締めすぎでした。
締めたらフィラーキャップを開け、オイル注入です。
今回は余っていたこちらの20Lで4,980円だった激安オイルを注入。
一応10W-30も3GR-FSEエンジンの指定粘度ですよ。
コレがなくなったら5W-30あたりにしてあげたいところ。
容量は「フィルター交換なしで6.0L」とありましたが5.2~5.5Lほどで足りました。
どうやらゼロクラウンは指定容量だと多すぎる傾向があるみたいです。
5Lを超えたくらいからは、注入してはレベルゲージで確認、を繰り返して適正量にするとよいでしょう。
量が良ければゲージとキャップを締めて、スロープから降ろして安定したところでエンジンを掛けてアイドリングさせつつ漏れや異音が無いか確認して交換はおしまい。
少し走ってみるのもいいでしょうね。
慣れればテキパキとこなせそうな内容です。
オイル管理の技法
交換時のODOメーターは79,003km
一方交換時期を示したシールでは78,500kmでした。5,000km毎を推奨しています。
500kmオーバーしていますが許容範囲でしょうし、少し遅らせたのにはわたしのオイル管理作戦も関わっています。
というのも次の交換はフィルターも込みで85,000kmのときにやる予定です。6,000km後になります。
こうなれば以後、走行距離が〇万0,000kmを迎えればオイル、〇万5,000kmを迎えたらフィルターも交換。
というように頭で覚えていたり、ステッカーを確認する手間が省けます。
これなら日常生活で思考が車のメンテナンスに奪われることを減らせます。
キリが悪いのでどこかで〇万0,000kmのときにフィルターも変えちゃってさらに分かりやすくするかもしれませんが。
何年も車に乗っているクセしてこれを思いついたのが最近なんだから情けないw
以上の管理技法は軽自動車なら3,333km毎で1万kmでフィルター、カブなら2,500km毎で1万kmでフィルター、など応用が利きそうなので試してみてはいかがでしょうか?
まとめ、感想
交換後に走ってみたところ、エンジンが静かになった。とは思えずいつも通り静かでしたw
サンバーやワゴンRは如実に変化を感じましたがさすがクラウン。もともと静かなので変化がよくわかりません。
とは言え悪くなってる訳はないですし、定期的に交換していかないといけません。
次の交換はフィルターも込みで専用工具も持っていないので車屋さんにお任せする予定です。
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