前期ゼロクラにBluetoothレシーバー
以前、ゼロクラウンにカセットアダプターを取り付けました。
そのままでも使えますが音楽を流そうとするたびにスマホのイヤホン端子に接続しなければいけません。
それでは面倒だし、コードがブラブラして見た目もスマートではないし、自分のゼロクラウンのコンセプトである「極力車内をゴチャゴチャさせず、高級感を保つ」というものにも反します。
何より最近のスマホはイヤホン端子は廃止の方向に進んでいますからそれ対策にもなります。
そんなわけで無線接続ができるよう、スマホとカセットアダプターの接続をBluetoothレシーバーを介してできるようにしてみました。
取り付けた商品
どのレシーバーを取り付けるかはかなり悩みました。
最初はメルカリなどに中古ですごく安価に出品されている、有線イヤホンを無線化するためのバッテリー付きの商品も検討しておりました。
給電はUSBなので簡単なのですが、スイッチのオンオフは手動になりエンジン始動とは連動しません。
これではあまりスマートとは言えませんね。
やはり車用でエンジン始動・停止(実際にはACC電源のオン・オフ)に連動させたいところ。
車載専用でBluetooth接続機能だけのシンプルな機種を探していたところ、またしてもカセットアダプターと同じメーカー「カシムラ」の製品がヒットしました。
このメーカー、大手が出さなくなったマニアックな製品をほそぼそと作るなり輸入するなりしているのでしょう。
助かります。
メルカリにも出てたので早速購入。800円。
こんな商品です。
キャップを外すとUSB端子。これは給電を受けるだけの機能しかありません。
Amazonのレビューに「ここから出力できると思ってたのに!」というようなことを書いている方がいらっしゃったので一応。
反対側にはオーディオ出力。
今回はカセットアダプターに接続するので使いませんが、1mのオスオスケーブルも付属しています。
Bluetoothのバージョンは3.0ですが「下位/上位バージョン(4.0)の携帯電話でもご使用できます」とあります。
今はバージョン5.~まで出てましたっけ?
わたしはこの辺はあまり詳しくないのですが、とりあえずiPhone7、iPhoneSE2、arrows RX、OPPO A5 2020で接続できるのは確認しております。
車体側の穴開け加工
シフトノブ周辺にコードを垂らして接続することももちろんできますが、ここはやはり目立たないように隠したいと思います。
穴を開けなくても隠せないか色々探ってみたものの、どうしても1か所は開けないとダメでした。
外からは見えないところですし、まあ仕方ないですね。
場所はシフトノブのパネルをはぐったところ。
赤丸のあたりです。
ここへカセットアダプターから引っ張ってきたコードの端子が通る大きさの穴を開けます。
コードは青線の部分に這わせます。
開きました。
コンソールの内側からはこんな感じ。
これならばそんなに目立たないでしょう。
つないでみる
センターコンソール内部のソケットに12V→5Vアダプターを挿し、そこへBluetoothレシーバーを挿入。レシーバーの出力端子にカセットアダプターの端子を接続。
カセットアダプター側の配線は灰皿横の微妙なスキマに通せました。
あとはスマホでペアリング設定をすれば純正マルチの「カセット」ボタンを押せばスマホの音楽が車体のスピーカーから流れます。
バージョンが低いせいか、ペアリングの時も番号を聞かれることはありませんでした。
2回目以降はBluetoothがONになったスマホを車内に持ち込み、エンジンを掛けると自動でペアリングされます。
注意点としてはこの商品は最後に接続した1台しか記録していないようで、みんなでお出かけしたときに後席の人のスマホでお気に入り音楽を流して、翌日1人で乗った時には自動で接続してくれません。
それでもペアリングは簡単ですし、そんなに気になるような仕様ではありませんがね。
まとめ
純正の2004年型オーディオ環境のアナログTV、CD、カセットテープ、ラジオから
前回カセットアダプターを取り付けてアナログTV、CD、ラジオ、AUX接続、と進化しましたが
今回でアナログTV、CD、ラジオ、Bluetooth接続へとバージョンアップができました。
ここまでの進化を中古品を使い1,500円で出来ているのですから驚きです。
そして元々ゼロクラウンが持っているデキの良いスピーカーを使えるので大変快適に音楽が聴けます。
あとは純正カーナビの地図が5~6年前なのを解決すれば、現代でも使える快適ツーリングマシンになりそうです。
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