車のエアコンが弱くなったので修理に出した
前々からワゴンRのエアコンが弱っていました。冷房全開の吹き出し口に手を当てても、20℃程度の空気が噴き出るばかり。
ほとんど乗ることの無いワゴンRではありますけど、調子の悪いまま所有しているのって気分が悪いです。たまに乗った時が暑い日なら地獄ですし、冬になればそこそこ乗る機会もあるでしょうから早めに直しておきました。
車屋に持って行く
さすがにエアコンを自分で直す技術も道具も根気もありませんから、素直にプロに見てもらうことにしました。
見てもらって言われたのが「エアコンガスが減っている」ということでした。
エアコンガスが漏れている
これは予想していました。エアコンの効きが悪くなっているんですからね。
問題はなぜ減っているのか?ってところになります。
エアコンガスって、エアコンの使用に伴って減っていくようなものではないのです。
家庭のエアコンの効きが弱くなっているからって、電気屋さんにガスの補充をお願いしたりしませんよね?
減らないはずのエアコンガスが減る=ガスがどこかから漏れている。ということになってしまいます。
減っているから補充すればOK。というものではないのです。最初は効きが復活してもまた漏れ出してしまいます。現在のエアコンガスはフロンを使用しなくなりましたけど、それでも常々ガスを大気放出しているっていうのは気分がよくありません。
漏れ箇所を見つける方法
解決するには漏れを直すことになりますけど、問題は漏れ箇所の特定であります。無色の気体が漏れている場所を発見するのは容易ではありません。
そこでとりあえずエアコンガスを補充し、一緒に蛍光剤入りのエアコンオイルも入れてもらうことにしました。この方法は、ガスと一緒に蛍光剤も漏れさせて漏れの箇所を確認しやすくするというものです。
一時的に漏れてしまいますけど、数か月後に確認して本格的に修理することができます。
もう漏れてるw
補充をお願いして車屋で待っていたらすぐに整備士さんがやってきて私に言いました。
「もう漏れてます」
あれま。
どうもレシーバーという部品と配管とのつなぎ目近くで漏れていたようです。
漏れている場所を見つける手間が省けましたw
そのまま車屋に入庫して配管とレシーバーの交換。
修理完了
数日後修理完了の電話があり、引き取りに行ってきました。
当然ですけどエアコンの効きは抜群です。あっという間に冷えます。
予想外だったのが走りが良くなったような気がしたことです。もしかしたら今までは冷えなかった分コンプレッサーが必死になって回っていたのが、あんまり回らなくても冷えるようになったからエンジンへの負担が少なくなったのかもしれません。
メインの修理はレシーバーとアウトレットホースの取り換え。
これがアウトレットホースで
その下方奥にある円筒形の部品がレシーバーです。
両方とも車体に不釣り合いなほどピッカピカになってます。
その他、古い車ですから配管との接続部分が腐食してきているそうで、今回交換した部分以外からも漏れ出す可能性があるとのことでした。
とりあえず応急処置としてOリングを交換し、蛍光剤入りオイルも入れておいてもらいました。
これで他の漏れ箇所を発見できるでしょう。
費用は工賃含めて20,455円、想像よりも安価にできました。
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