【MC22S】ワゴンR 4ナンバー化へ リアシートの外し方
MC22SワゴンRを貨物車に改造して4ナンバーにします。
今回の記事ではそのためにリアシートを外していきますぞ。
4ナンバー化のメリット・デメリットに関してはこちらにまとめてあります↓
4ナンバーに向けての準備
なにはともあれ2人乗りにしなければいけません。
方法は二つ。
- リアシートを外す
- 畳んだリアシートを絶対に起こせないようにする
2.の方法を採った場合、検査員の方によって「絶対に起こせない」状態に違いがあるかもしれません。
1.なら間違いありませんし、シートが無くなった分クルマが軽くなり、収納スペースを確保することにもなります。
そんなわけで1.の「リアシートを外す」方法で行きます。
MC22Sリアシートの外し方
リアシートを外していきます。外すにはシート下2本、シート後ろ3本、合計5本のボルトを外さなくてはいけません。
14mmのソケットレンチだけで完結できます。
ここでは左側シートを例にとって作業していきます。
シート下
まずはシート下の2本から。
上の写真に見られる、カバーの中にそれぞれ1本ずつボルトが隠されています。
まずは写真右側のカバーから外しましょうか。
ドアを開けて横からカバーを見ると、ピンが刺さっています。
これを外します。真ん中のポッチを押し込むとロックが解除されてはずれるようになります。
で、こんな風に軽くめくってやります。
外さなくてもボルトにはアクセスできますからね。
お次は写真左側です。
こちらのカバーはツメで引っ掛かっているだけです。
思いっきり広げながら引っ張ると外れます。
わたしは外し方が分からずクルマ屋さんで外してもらいました。
参考にツメの写真を貼っておきます。
外側からツメが掛かっていますね。
これでボルト2本があらわになります。外しちゃいましょう。
シート後ろ
お次はシート後ろ側の3本です。
シートを倒して、シート付け根部分の布をめくると
ピンが2本見えますのでこれを引っこ抜きます。
なかなかに強固に刺さっていますのでけっこう力が要ります。折らないよう、割らないように抜きましょう。
ピンを引っこ抜いて布をめくると
ボルトが3本見えますからこれを外します。
この3本を外してしまえばシートは外せます。
持ち上げて周りにぶつけないように外しましょう。
このとおり。
車内はこのようになります。
すっきり。
右リアシートも同じようにボルト5本を外せば取り外すことができますよ。
シートの格納方法を見てみる
せっかくなので残っている右シートを使ってシートの展開・格納の様子を見てみましょう。
これが乗車用の展開状態。
シート下はスッカスカですねw
しかし、このスッカスカ具合も格納状態を見ると納得できます。
こちらが格納状態。
先ほどの隙間がぴったり無くなって、完全にフラットな荷室ができあがりました。
スッカスカの隙間はこのフルフラットの為にあるんですね。
このMC22S ワゴンRは2代目にあたるモデルですが、当時からこんなことができるようになっているなんてスゴイものです。
外しちゃいますけどw
4ナンバー化のための作業は続きます。
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