母、固定電話の解約を決断
実家の母がNTT固定電話の解約を決断しました。ろくに使うことの無い電話に毎月料金を支払い続ける必要もありませんしね。
これで毎月1,600円ほど節約できます。年間に直すと19,000円くらいになりますね。
今まで母は自治会の役員をしていて、何かにつけて電話がかかってくることが多かったのですが今年度で任期が終了し、電話を使うことがほとんどなくなりました。
かけてくるのは祖父母の家からだけです。それも携帯電話にかけてきてもらえば問題ありません。
基本料金だけでも1,600円くらいしますから。使わないものにそんな大金支払っていられません。
固定電話が無ければ、当然ですが振り込め詐欺や勧誘電話がかかってこなくなります。防犯面や興味の無い商品の説明を聞く時間の節約にも有効ですね。
固定電話を維持したままの節約法
今までも段階的に不要なオプションを外して固定電話代を圧縮しておりました。
屋内配線使用料
毎月60円(税抜)かかっています。
60円とわずかな金額ですけど、実家を建ててから20数年間ずっと支払い続けていました。これまで合計15,000円くらい支払っていたことになり、意外に大きな金額になってしまいます。まさに「チリも積もれば山になる」
「使用料ってどういうこと?」って思われるでしょう。これは建物内部の配線の所有がNTTになっている、ということなんですね。
我々はNTTから配線を借りて使っていることになっておる訳です。料金を支払う代わりに、断線などで故障した際はNTTが修理代を全てもってくれます。
この屋内配線の所有権は買い取ることができます。その価格なんと0円!
大変お買い得となっています。
買い取り方法は 116 に電話して「屋内配線を買い取りたいです」と言うだけです。
買い取ると故障した際に自費で修理することになりますけど、買い取りの電話の際にNTTに聞いたところ、滅多なことでは故障しないようです。
電気の配線も滅多なことでは漏電したりしないですもんね。ネズミにかじられたとか?
ナンバー・ディスプレイ使用料
毎月400円(税抜)かかり、これで相手の電話番号を電話に出る前に確認することができます。
このオプションを安易に外してしまうと、迷惑電話にも出てしまうことになりますからよく考えてから外しましょう。
実家の場合は母が1人で暮らしており、その上1日中仕事に出ていますから迷惑電話がかかってきているのにも気付けませんw
それ故このオプションが無くても困らないのです。
固定電話を使えなくする方法3つ
調べてみると、電話を使えなくする方法は3つあるようです。
- 利用休止
- 一時中断
- 解約
上記3つの方法にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
簡単にまとめてみました。
利用休止
メリット
- 最大10年間電話加入権を保存できる
- 加入権が売却できる(後述)
デメリット
- 電話を止める工事費が2,000円かかる
- 再使用の時に電話番号が変わる
- 再使用の時に工事費(2,000~10,000円)がかかる
一時中断
メリット
- 電話を再度利用する際、同じ電話番号で再開できる
デメリット
- 毎月回線使用料の支払いが必要
- 電話を止める工事費(2,000~10,000円)がかかる
- 再使用の時に工事費(2,000~10,000円)がかかる
解約
メリット
- 工事費などの費用がかからない
デメリット
- 再使用するには電話加入権を買いなおす必要がある
電話加入権の売却
電話加入権(電話のシステムを使う権利)っていうのがあるのを今回初めて知りました。大雑把に言うと、この権利を買うことで電話が使えるようになるのです。
新品?で購入すると36,000円するらしいのですが、中古は3,000円程のようです。
この中古市場に加入権を売却することができます。この記事を書いている時点での買い取り相場は2,000円程度。
売却するには上記にまとめた「利用休止」の手続きをする必要がありますけど、その手続きに2,000円程かかりますから赤字になる可能性が高いです。
それに運良く黒字になったとしても、相手が悪質な業者だった場合は電話が犯罪に使われることもあるそうです。
私としてはそこまでして売却しなくてもいいかな~、と思います。
まとめ
売却もしないから利用休止はナシ、回線使用料の支払いが生じるので一時中断もナシ、となれば解約しかないですね。
祖父母に電話無くなるよ宣言をしてから解約の手続きに移りましょうかね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません