車手放したい病
現在軽自動車を所有しています。
車って軽自動車でも維持費高いですよね。昔っからずっと手放したいと思ってはいました。それでも公共交通が死んでいる上に、冬は雪が降るのでなかなか本格的に手放すには至ってないのです。
車の存在意義について私の考えをつらつらと書いていきます。
※車が趣味の人には全く理解できない記事に仕上がっていると思います。
本当はカブと自転車だけで生活してみたいのです。
実際に2年くらい前に一度車を手放したことがあります。
しかし、冬の間だけとは言え自由に移動できないのはかなりのストレスでありました。結局今は「乗らないからあげるよ」と言われたワゴンRに乗っているのであります。
車のいいところ
最初からこき下ろしても仕方ないのでいいところを先に挙げておきます。
天候に左右されにくい
雨風に影響されにくいです。カッパを着る必要もないし、店に入るときにカッパを脱ぐ必要もありません。
雪道もそこそこ走れる
余程無茶な運転をしない限り、コケるってことはないですから。うっすら雪が積もっているだけで走れなくなるバイクとは大違いです。
どんな人でも乗せられる
赤ちゃんからお年寄りまで、ちゃんと装備を準備すれば乗せることができます。
バイクも二人乗りは出来ますけど、全くのバイク素人を後ろに乗せるのってかなり気を使いますよね。予期せぬ同乗者の体重移動でこっちの運転の邪魔になることもあるでしょう。
車を手放したい理由
お次は車の悪いところです。
維持費高すぎ
やれなんとか税だ、こんとか税だ。と複雑な課税制度の下に支払いが嵩みます。
それに加えて2年に1回は車検。ユーザー車検っていう手もありますけど、私の居住地から検査場までがかなり遠いのでそれにかかる時間を考えると費用が安くなるメリットが薄らいでしまいます。
燃料であるガソリンはガソリン税に消費税がかかる二重課税。
任意保険料も年間2~3万円。
これを大人しく支払い続けるのってかなりの負担になります。
だからこんな↓バカらしいことを考えてしまうのです。
車両本体も高い
日本人の賃金の伸びに対して、車両の価格の伸びの方が早いですよね。
軽自動車がバカみたいに売れるようになったのもこういう背景がある気がします。
個人的には生活のアシとして200万円近い新車の軽自動車を買うよりも、20~30万円くらいの中古コンパクトカーを買う方が税金と燃費の差を考えてもよっぽど安上がりだと思いますけどね。
まあ車両本体に関しては運が良ければ貰ったり、安く譲ってくれたりすることもあるでしょうし、なんとかなるかもしれません。
数字に出ない事故のリスク
これはバイクの運転中にも当てはまることですけど。
「保険を掛けてあるから安心」ではないですよね。もし人を轢き殺してしまったら…
その瞬間の記憶をずっと引きずって生きていくのは…想像したくないですね。
これは保険金がどうのこうのっていう話で片付けられませんから。
自分で運転しない世界が早く来ないもんですかねぇ。
車の所有、最大のデメリット
上記のメリット・デメリットを勘案した上での私の考える車の最大のデメリットとは…
車が自分の為に働いているのか、自分が車の為に働いているのかわからなくなる
ってことなんです。
所有者の暮らしを便利で豊かにするために作られたはずなんですけど、今のままでは所有者をより長い労働に縛り付け、貧しくするために存在しているんじゃないかと捻くれた考えを持ってしまっているのです。
こんな考えを持ってしまっている私は完全に「車手放したい病」にかかっていますねw
移住するしかないでしょうか?
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