通帳の無い生活を実現
前々からやりたいと思っていたのですけど、3つ持っていた銀行口座の通帳を全部処分して、ネットで確認する方法に変更しました。これでやっと通帳の無い生活に移行です。今でも紙の通帳を使っているのって日本くらいだそうですね。
またひとつ生活がシンプルになりました。
紙の通帳のデメリット
ここでは私の考えていた通帳保有のデメリットを挙げていこうと思います。
- 記帳しに行かなくてはいけない
- 保管する物が増える
- 銀行の収益を圧迫する
という感じですかね。
一つづつ簡単に解説していきます。
記帳しに行かなくてはいけない
これが最大のデメリットと考えます。一々金融機関のATMに行くのは面倒くさいです。
コンビニATMではできませんからね。
ずっと記帳せずに放置っていう方法もありますけど、そうすると入出金の状況が分かりません。残高しか分からないっていうのも考え物です。
それに、この気持ちわかってもらえるかわからないんですが、記帳って無性にしたくなるんですよw
なんか空欄を埋めていくのが楽しいというか…白地図を埋めていく感覚というんでしょうか?
なんだか頻繁に記帳に行ってしまうんです。最早病気ですね。今やインターネットで確認する方法により通帳の存在意義も失われつつあり、面倒と思っているにも関わらず。
保管する物が増える
当たり前ですけど通帳は失くしてはいけません。印鑑と一緒に盗難されると簡単に預金が引き出されてしまいます。
対して通帳レスのネットで確認する方法なら、パスワードの文字列を保管しておくだけで良くなります。
パスワードの使いまわしや、長期間変更しないで使っているとパスワードが盗み出されるリスクが増しますけど、定期的に無意味な文字列に変更する方法を確立しておりますのでまあ大丈夫かと思われます。
銀行の収益を圧迫する
これは私に直接関係はしないですけどね。
通帳を発行する度に銀行は課税されるんですよ。よく分からない決まりですけどそう決まっているそうです。
これがあるから最近各銀行は「エコ」などと称して通帳レス口座に誘導しているんではないですかね?
もう一つ。
ATMの設置・維持管理の負担もあるそうです。日本のATMって硬貨のやり取りが出来たり、機械内部で通帳を自動でめくってくれたり、といった海外のATMでは出来ない芸当が可能になっています。
こういった機能により、構造が複雑化し本体が高額化したり、メンテナンスの手間が増えたりして金融機関にとっては相当な負担なようです。
そう考えるとネット専門銀行ってコンビニATMを使うようになっているのでその辺の負担が無いんでしょうね。どうりであれだけサービスが充実している訳です。
通帳レス口座に移行してみた
ゆうちょ銀行
通常貯金通帳
ゆうちょ銀行の通帳レス口座への移行は、このあと紹介する地銀と比べて本当に簡単でした。
ネットと郵送での申し込みで完了しました。
「ゆうちょダイレクト+」というサービスですね。
定額貯金通帳
こちらは最近10年の満期を迎えたので解約して引き出しました。
当時は金利も高かったですねぇ、0.4%ですよ。利息に税金が2割ほどかかりますけどね。
これで通帳自体に貯金が無くなったので自動的に通帳が使えなくなりました。
地元地銀
本当はあまり付き合いたくないんですけど、給与の受け取りのために口座を持っています。
最近経営統合で話題になっている2つの地銀のうち、新潟にある方です。
こちらは事前にネット取り引きサービスに登録しておく必要があります。ネットで申し込み後、簡易書留で書類が送られて来るのですが、そのレスポンスも微妙でした。
そして口座開設した支店の窓口に行く必要があります。面倒ですね。
なんだかんだ確認などで40分くらいかかりました。
通帳の廃棄
これで完全に通帳を手放しました。
そのままゴミ箱に捨てるのもアレですからきちんと破棄しましょうね。
記帳されていた部分はシュレッダーに掛け、裏側の磁気テープはカッターで切り刻んでおきました。
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