『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き』を観てきた
だいぶ前の話ですが、『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き』を観てきました。
大きな映画館ではなく、地元の小さな「日本最古級」と言われる古い映画館での上映。
地元のオッサン共にこの映画館の話をすると、必ずポルノ映画の話になります。
そういう時代もあったのです(汗
この『ネコ歩き』今回観たのがたしか2作目で、前作もこの映画館で上映されていたのを観ています。
NHKで大人気の番組ですから2作目ができるのも頷けます。
今回は北海道とミャンマーの2か所のネコたちを撮った作品です。
わたしは映画を論評するような立場にはないので感想だけで終わらせていただきますけど、前作もそうであったように、岩合さんのネコに対する見方がよく表れている作品だったように思えます。
何回か写真展にも足を運んでいますが岩合さんってネコを単に「かわいい愛玩動物」としては見ていないように思えるんです。
もちろんかわいいとは思っているのでしょうが、一つの野生動物だったり、明確に飼育下にあるわけではないのに人と仲が良い不思議な動物としてだったり。
氏のネコの見方をよく感じ取れました。
それがよく出ているのが前作にもありましたが取材していた一部のネコが死んでしまうこと。
映像や写真ではなく岩合さんの語りで語られるのみですが「ネコかわいい!」だけの作品では触れられないことだと思うのです。
このへんは1つの立派な野生動物として見ているんじゃないか。と感じるのです。
ミャンマーのネコは1つの人間家族と暮らす1つのネコ家族のお話なんですが、あちらは日本以上にネコを明確に飼育下におくこともないですし、ネコはネコで勝手にどこかへ行ってしまうらしいのですが(特に大人のオス)そのネコ家族は父母と2匹の兄妹でずっとその家に暮らしています。
これがまた結構感動してしまったのですがここでは明かさないことにします(笑)
まあこれが世界各地で見られる、ヒトとネコの絶妙な距離感の不思議なんだなぁ。なんて感じました。
ヒトとネコの間には長い歴史がありますが相変わらず一定の距離感がありますよねw
ベタベタに甘えてくることもあるし、「ほっといてくれ」と素っ気ないこともあるし。
その不思議な感じにスポットを当てていました。
簡単ですがこのくらいで終わりにしておきます。
ネコ歩きも地上波で放送してくれればいいのに。まあTV無いんだけど。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません