カブ110(JA44)プラグ交換
スパークプラグの交換をしてみました。
JA44になってもさすがカブ、相変わらずプラグの交換は簡単そのもの。今後もプラグの交換は自分でやっていこうと思います。
備忘録として手順も書いておきました。
交換したプラグ
アウトスタンディングにメッシュインナーラックを注文した際に、一緒に買ったものです。
外箱
いつもNGKなどのメーカーの物を買っていたので、ホンダの箱に入っているのが新鮮です。
アウスタらしくタイからの舶来品。
プラグの型番はNGKのCPR6EA-9S、いたって普通の標準品です。
プラグ本体
電極側にはプラスチック製のカバーが付いています。
電極の形状も至って普通。
高価で高性能を謳う製品もたくさんあり、私も色々試してきました。しかし私にはあんまり違いがわからない…きっと体感できないまでもエンジン内部では良い影響があるんでしょうけど。
そんな訳で今回は普通のスパークプラグを選択しました。
交換作業
使用工具
スライドTハンドルと16mmのディープソケットを使用しました。
「プラグレンチ」っていう専用品もありますけど、あれはディープソケットに磁石が内蔵されているだけのように見えます。
車や水冷エンジンのバイクなどの、エンジンの奥まった場所にあるプラグを交換したいなら専用品が必要でしょう。磁石でくっついてきてくれますからね。
しかし空冷横型エンジンのカブの場合、プラグはすぐそこに見えますし、シリンダーが横倒しになっているゆえにプラグを引き上げる必要も無いです。手が届きますもの。
ということで普通のディープソケットで十分なのです。専用品よりも安いですし。
交換開始
さて、実際に交換作業に移ります。
スパークプラグ取り外し
スパークプラグはレッグシールド内側にある、エンジンの右側に付いています。写真の赤丸の中ですね。
プレスフレームのカブはここにフタが付いていて、それをはぐるとプラグがありました。JA44はレッグシールド前面からアクセスします。
黒い端子が差さっており、それを手で引き抜きます。大体どこまで差さっていたか覚えておきましょう。
白いのが見えました。これがスパークプラグです。
それに16mmのディープソケットレンチを掛けて緩めます。普通に左回しです。
レンチでやることはホント緩めるだけにしておいてください。緩んだら後は手で外していきます。ここのネジ山をおかしくしてしまったらエンジン分解してヘッド交換、と大事になってしまいますからね。手で外せば変な力が掛からないので安全です。
はい、外れました。
新しいプラグを付ける前に、この丸い座面を綺麗にしておくとよろしいかと思います。
スパークプラグ取り付け
取り付けは概ね外す手順の反対です。
手でねじ込んでいき
先ほどの座面とプラグのワッシャーが接触するまで手でねじ込みます。
そこまでねじ込んだら最後にレンチで本締めです。
NGKのHPによると型番「CPR○EA-9S」は座面とワッシャーが接触してから、新品の場合60°・再使用の場合30°締め付けるように指定されています。
水平にレンチを差し込めば分かりやすいですね。ここから60°締め付けます。
締め付けたら
キャップを奥まで差し込んで交換終了です。
エンジンを掛けて走ってみて、変な感じがしなければ大丈夫でしょう。
プラグ新旧比較
見ての通り奥側が新品、手前側が外したものです。
気持ち電極が丸まっていますけど、まだ使えそうですね。まだ5,000kmしか走ってないですもん。
それでも交換に踏み切ったのは、カブ110乗りの中で有名なエアクリーナーとマフラーを作成している「BRD」さんのビトッチ氏が推奨していたからであります。
参考:ビトッチ的カブの日常整備
日常的にカブに乗っていらっしゃり、優れた吸排気パーツを作成されている方の言う事ですから、それに従ってみたのです。
普通は10,000kmくらい使うんでしょうかね?
当たり前ですがどっちも品番は同じです。
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