ヘルメットのお店購入のすゝめ
こんにちは、はぢめです。
前回「スーパーカブのヘルメット選び」にて調べた結果、決定したヘルメットのタイプと規格を発表して、買い物をしてきましょう。
まずタイプですが「フルフェイスタイプ」とします。
これはこと安全性に関して言えば、形状的にフルフェイスに敵うものはない。と判断しました。
人によっては「原付にフルフェイスは過剰」なんて言う人もいますが、125ccだろうが1000ccだろうが60km/hで何かにぶつかって吹っ飛ばされ、地面に叩きつけられた衝撃なんて同じに決まっているんですからね。
私痛いの嫌いですから。
次に、色々悩ましい安全規格ですが…
私自身今回ヘルメットを購入するにあたって、改めて調べれば調べるほどに訳が分からなくなってしまいました。
結局、どの規格も「ライダーに安全な装備を提供したい」一心で定められており、あまり一つの規格にこだわらず、125cc超の全てのバイクに使えるJIS2種をクリアしていることを最低限の条件として、「それなりに名の通ったメーカー」の小売り価格35,000円前後の物を買えばいいだろう。というざっくばらんな選択をすることになりました。
さて、大体何を買うか決まったら早速買い物ですね。
ヘルメットはどこで買う?
ネットで買って大失敗
前回のヘルメット購入のときは、パソコンを開いて~Amazonのサイトへ行き…という形で買いました。
自分のアタマの外周をメジャーで測って適合サイズのモノを買ったのですが、被って1時間も走っていると…
「痛てててて」
こめかみを締め付けられているような痛みが!
まるで孫悟空のアタマについている輪っか(緊箍児(きんこじ)って言うらしいです)に締め付けられているようです。
「お師匠様、ゆるしておくれよぉ」cv堺正章
(でも夏目雅子さんになら叱られてみたいかも)
ここで気が付いたんですね。
メーカーのサイズ表なんてものは標準的な形の人に合わせてあるだけ。
アタマの形なんて人それぞれで、自分のアタマは標準的な形ではないことを。
それでもお金が無くて我慢強い私は3年弱そのヘルメットを使ってました。
次買うときはお店で合わせてもらうことを決意しながら――
初めて専門店に行って買う
そしてその「次」がやってきました。
あまり社交的でない自分にとって、あれこれ相談しながら合わせてもらう。なんて経験がないので意外と緊張します。
で緊張しつつ訪ねたのがこちら
スタッフに声を掛け、ヘルメットを合わせて欲しい旨を伝えます。
欲しいヘルメットのタイプやメーカー、用途(私の場合はツーリングに使いたい)乗ってる車種といったおおよその情報を伝えると、それに合ったヘルメットを見繕ってくれます。
私は「SHOEIのGT-Air」をおすすめされました。
そしてまず計測です。最初は外周部の長さを測りました。これは自分でもできますね。
ここからお店で買うことの強みがどんどん出てきます。
スタッフの技でピッタリに
専用の計測定規(メーカーサイトにも出てます)でアタマの前後・左右の長さを測り、これらを外周の長さと共にパソコンに入力してメーカー側のデータベースと照合します。
するとヘルメットのサイズ(L・XLなど)と「Lならここにパッド〇枚、XLならここにパッド〇枚だよ~」というデータが送られてきます。
これが実に素晴らしくてですね。
私のアタマは外周の長さだけだと「M」サイズなんだそうです。
しかし、送られてきたデータは「L・XL・XXL」サイズの候補でした。
どうりで前回買ったやつがキツかったはずです。
LとXLを試着してみてLサイズをベースに調整することになりました。
調整はメーカーのデータに沿って、内装の内側にソフトとハードの2種類のパッドを入れていきます。それでもアタマの形は人それぞれでデータが正解ではないんです。試着してはパッドを出し入れし、また試着。と繰り返していい具合のところを探します。
私は前にハードパッドを1枚、後ろにソフトパッド2枚とハードパッド1枚を入れたところが丁度でした。
続いてチーク(頬)パッドを調整します。
これがキツイと強制的に口が開いてしまい、そのまま走ってて衝撃を受けたとき、舌を噛んだりするかもしれないですしね。
私は頬が張っているので一番小さいパッドに交換し、さらにそれにハサミを入れて小さくしました。
ほんのちょっと切っただけで被った感じが全く違います。
スタッフの技に感激です。
今回調整したデータシートも貰ったので次回の参考にもなりますね。
1年毎のクリーニングやメンテナンスも無料だそうです。
ネットの最安値には敵わないけど、ジャストフィットのヘルメットを作ってくれる。そんなお店に皆さんも行ってみてはいかがでしょうか?
ということでヘルメットのお店購入のすゝめでした。
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