カブ110のリアキャリアをMD用に交換

2018年5月6日

こんにちは、はぢめです。

先日現行カブのリアキャリアの不満をだらだらと述べました。それを解決するためにJA43 MD110、所謂郵政カブ110のリアキャリアを注文。その時点ではMD用が取り付けられる確証はありませんでしたが、やってみたところ無事ノーマルのキャリアと交換できました。

その様子をご覧ください。

 

MD用とノーマルを比べてみる

いきなりノーマルを取り外しちゃってる写真ですいません。

 

こうして見ると分かるように、MD用は全体的に一回り大きくなっているような形をしています。

 

 

こちらは裏側。荷掛けフックの数はノーマルの4か所から10か所へ大幅に増えています。これは荷物を積むのが楽そうです。

 

さて続いて交換作業です。

 

リアキャリアの交換作業

使った工具

使用工具はこの5つです。

特にプレート型トルクレンチは重宝しました。初めてイジる車両で、どのくらいのトルクで締めてあるか見当がつきませんから。こいつがあれば締め方向だけでなく、緩め方向でもトルクを計測できますので大まかな締め付けトルクが分かります。

プリセット型のトルクレンチと比べて狂いも少ないので、たまにしか使わない私のような人にはピッタリです。

 

作業開始

ノーマルキャリアの取り外し

まずキャリア上面から覗いているボルト2本を外します。

 

 

続いて左右リアサスペンション上部のナットを緩めます。

ここは外さなくていいですよー。

 

 

これだけでリアキャリアを外せます。

後部を持ち上げて、リアサス付け根を後方に引き抜くだけ。

 

リアサス上部はこんな形になっていて、刺さっているだけです。

 

だからナットは緩めるだけ、外すのも引き抜くだけで良いわけです。

 

MDキャリアの取り付け

ここからは取り付けです。といっても外すのと逆の事をすればいいだけなんですけど。

 

注意するところはリアサス上部の差し込む場所ぐらいですかね。

 

赤矢印の示すワッシャーとワッシャーの間に差し込みましょう。

 

取り付け方は

  1. 差し込んで
  2. 置く

これで所定の位置に収まるでしょう。

 

そしてボルトを締めなおします。緩める際に私のトルクレンチで計測したところ、4か所共30N弱を示しました。1か所を一度に締めないで、4か所を均等に締めましょうね。

 

これでリアキャリア交換作業は終了です。

 

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MDキャリアのインプレ

まず写真からどうぞ。

 

最初からこうだったかのように自然に付いています。

 

 

 

残念ながら取手とシートは更に接近してしまいました。

 

 

しかしMDキャリアは別の部分に取手が増設されています。

 

シートの左後ろにあり、基本的にここを持った方が楽ですからシート接近問題は無視できるでしょう。

 

 

 

 

 

以上でリアキャリア交換は終了です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

2018.4.7 このキャリアに載せるボックスを購入しました。

2018.4.11 ボックス(MRDフリーボックス)を取り付けました。

 

※このカブを買ったお店が郵政カブの保守店でしてMDリアキャリアを入手できました。キャリアの入っていた箱には

「81200-K88-L20」のシールが貼ってあり、Webikeでこの番号の純正部品見積もりを出したところ

注文できるようです。

しかし、直接店主から「MDキャリアはこの番号だよ」と言われた訳ではなく、私も確認をしませんでしたのでこの番号の品を注文しても、この記事と同じキャリアが届く確証はなく、責任も取りません。

興味のある方は発注してみてもいいかもしれませんね。

2018/5/6 追記

読者さんから

「品番「81200-K88-L20」で注文して、MD用キャリアが送られてきました。」

というコメントを頂きました。

 

この品番はMD用キャリアのもので間違いないようです。

私の不確かな情報から実際に注文して、その上結果まで報告して頂き、本当にありがとうございます。

 

ところで品名の「ラギジ」って何?w