消雪井戸ポンプを遠隔操作できるようにする
数十年来ずっと手動でON・OFFしていた駐車場の消雪井戸のポンプを遠隔操作できるようにしました。
消雪井戸が分からない方はについてはこちらの記事(外部リンク)で概要がわかるかとおもいます。
操作するには高床部分の車庫まで降りてコンセントを抜き差しするという大変アナログな方法を取っていて、寒いのにいちいちそこまでするのが面倒で点けるのが遅くなったり、点けっぱなしにしてしまったりと、適切な運用に支障をきたしておりました。
井戸水だって有限な資源ですから無駄遣いは避けなければいけません。
使いすぎると地盤沈下を起こしますし。
現状
改善前はこんな風な使い方でした。
見ての通りこれがOFF
そして
これでONです。
あまりにアナログ、そして結構危ない方法です。
これを降雪の状況に合わせて寒い車庫へ降りて行って抜き差しするもんですから面倒です。
こんな状況を改善するために、電気屋さんにスイッチを1階に設置してもらおうか。などと考えていましたがそういえばすでに面白い商品が販売されていることに気づいてしまったのです。
工事不要でスマホからON・OFFできちゃいます。なんなら音声操作もイケます。
遠隔操作へ
どういう形で操作したいかによりますが、基本的には
- 家のWi-fi環境
- お持ちのスマホ
- スマートプラグ
Amazon純正 スマートプラグ (Works with Alexa認定)
の3つでスマホからの操作が実現できます。
わたしの場合はスマホ操作に加えて母が自分で操作するためと、起床後の寝ボケ状態でも2階の自室から積雪を見てポンプ操作ができるように、
Echo Show 8 (エコーショー8) HDスマートディスプレイ with Alexa、チャコール
Echo Dot (エコードット)第3世代 – スマートスピーカー with Alexa、チャコール
これらも1つずつ調達。
スマートプラグ、Echo2種はAmazonのセール時に買いました。
スマートプラグは単純にポンプのコンセントの間に噛ますだけ。
側面にうっすら見えている丸い部分はスイッチになっており、直接ON・OFFすることもできます。
ONにすると青いLEDが点灯します。
8インチの大画面をもつEcho Show8はリビングに設置し、なんだかんだ止められないでいるPrime会員特典のプライムビデオやミュージックの視聴にも使います。
今は頻繁に実家に来る妹と姪っ子のエンタメ装置と化しています。
Echo Dotは自室に設置してあります。こちらは消雪ポンプの操作以外にはたまにラジコを聴くくらいでしょうか。
Echoの初期設定をしてプラグを電源に挿してお互いを連携させる設定を行いましょう。
やり方は省略しますが主にスマホに入れたアレクサアプリ上で行い、簡単に設定できました。
わたしはスマートプラグに「ポンプ」という名前を付けて
「アレクサ、ポンプを点けて」
「アレクサ、ポンプを消して(止めて)」と話しかけることで操作できるようにしました。
- Echoに話しかける
- スマホのアレクサアプリを開いて話しかける
- ↑の画像の「オフ(またはオン)」と書いてあるプラグのアイコンをタップする。
の3つの方法から操作可能になりました。
感想・まとめ
ええ、コレめっちゃ便利です。
現在の主な使い方としては、
起床後に寝ボケまなこで窓の下を見て雪があったら自室のEcho Dotに「アレクサ、ポンプを点けて」と言っておけばとりあえずOK。
間違いなく積雪が予想されるようならタイマー設定で5時にON。
消し忘れ防止のために21時にOFFにする設定は毎日繰り返し。
休日わたしの起床が遅いときは母がリビングのEcho Show8に「アレクサ、ポンプを点けて」と指示。
時々ポップスがかかっているのも聞こえますがw
職場に居て雪が積もってきたら16時くらいにスマホからONにしておけば、帰宅後の除雪の手間も減ります。
ポンプを止めるのは任意のときに「アレクサ、ポンプを消して」かスマホから。
うっかり点けっぱなしで出かけてしまってもスマホで止められます。
降雪センサーを使った完全自動制御には及びませんがこちらは数千円でシステムを構築できます。
家庭用としてはこれくらいでも十分なのではないでしょうか。
Amazon純正 スマートプラグ (Works with Alexa認定)
Echo Show 8 (エコーショー8) HDスマートディスプレイ with Alexa、チャコール
Echo Dot (エコードット)第3世代 – スマートスピーカー with Alexa、チャコール
知らないうちにEcho Dotは新型が出ていたようです。
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