ボックスの使い勝手を向上させる
MRDフリーボックスの使い勝手をさらに強化するために、ちょっとした加工をしました。これによりフタの上に荷物を積めて、内部はLEDライトで照らすことができるようになりました。部品はホームセンターや100均でも揃います。
他のボックスでも共通して出来る加工ですので参考になるかと思います。
これらで長距離ツーリングの能力がさらに向上しますよ。
積載性向上
まずは積載性向上の加工から。
使ったもの
M6丸環ボルトはホームセンターで、ナットやワッシャーは在庫品を使いました。
これらと100均の自転車コーナーにあった、ひったくり防止用の荷物ネットを用意します。
使用工具は6.5mmのドリルと10mmスパナだけです。
作業開始
まずはボックスのフタの四隅に6.5mmの穴を開けます。
大切なことは丸環ボルトを取り付けた時、ギミック満載のこのボックスの可動部に接触しないところに穴を開けることです。
その穴へ丸環ボルトを組み込みます。下の画像の順番で取り付けました。
ここでのミソはゴムワッシャーでして、これを付けておけば雨の侵入をいくらか防ぐことが出来ます。
組み付けたら、100均のゴムネットを掛けます。仕上がりはこんな感じです。
この方法の良いところは荷物の存在がフタの開け閉めを邪魔しないことです。
キャリアの荷掛けフックからロープなりベルトなりでボックス上に固定すると、フタが開けられなくなってしまいますよね。
この方法ならば余程重い物でもない限りボックス内部にアクセスできます。
これの具体的な使用例としては、雨が上がったあとにカッパをここへ突っ込んでおくとか、食材を買ってきたらビニール袋ごとここへ入れて、どこか景色の良い場所までちょっと移動する。みたいな使い方でしょうかね。
ツーリング用途ではないですけど、山菜取りで採った山菜をここに入れておけば、中が泥っぽくならなくて済みそうです。
こっちは裏側の様子です。
実際のところ強度的にはM5サイズの丸環でも良さそうです。
私の場合在庫品にM6が多かったこともそうですが、カブにはM6が多く使われておりまして、元々使用頻度が高い10mmスパナで作業ができる共通性も意識したのでM6のサイズを選択しました。
内部LEDライト
お次はLEDライトの設置(?)です。
使ったもの
使ったものはダイソーで売っているUSB電源の電球型LEDライトです。
最近まで知らなかったのですが、この商品評判が良いことでなかなか有名みたいですね。フックでどこかに掛けられるようになっています。スイッチは無く、USBの抜き差しで点灯・消灯させます。色は青と白があるようです。
(白があるって知ってたら白にしてました。)
使用工具は4.5mmのドリルのみ。
作業開始
作業なんて言うのもアレなくらい簡単です。
ロック部の裏側に突起がありまして、そこに4.5mm程度の穴を開けます。
そこにLEDに付いているフックを引っ掛けます。
電源はボックス内に引き込んだUSB電源から取ります。
夜間、真っ暗な峠道でボックス内に用事があっても
これでは手探りになってしまいますね。
そこでキーをONにすると
USBの差し込み口が光ります。そしていつも決まった場所に置いてある電球型LEDを手に取り、USBに差し込みます。
すると、こんなに明るく照らしてくれます。
明かりをつけた後にフックを引っ掛ければ、落ち着いてボックス内の用事を済ませられます。
どうでしょうか?なかなか便利になると思いませんか?
ホームセンターや100均で手に入る部品でも頼りになりますね。
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