カブ110 ドラレコ取り付け(フロント編)
カブ110にドライブレコーダー(アクションカメラ)を取り付けました。一般的にはミラーに共締めしたクランプバーに取り付けますけど、ハンドル周りがゴチャゴチャするし、振動が心配だったのでフロントトップカバーに取り付けてみました。
1か所穴開けは必要ですけど、取り付け自体は簡単ですよ。
事前準備
取り付け前に下準備をしておきましょうね。
取り付け
下準備が出来ましたら取り付けに入りましょう。
必要なもの
- カメラに付属の三脚取り付け具
- カメラ付属の両面テープ
- 1/4×20 六角ボルト
- 1/4 六角ナット
- M6ワッシャー
- ネジロック(高強度)
- 加工した防水ケース
使った工具
- 10mmスパナ
- 6.5mmドリル
- カッター
- パーツクリーナー
取り付け開始
道具が揃ったら早速取り付けていきましょう。
(お詫び:取り付けに必死だったので取り付け後に撮った写真が多いです)
両面テープ加工
まずは両面テープを準備します。
こんな風に三脚取り付け具をあてがって型を取ります。
中心もボルトを通すための7mmくらいの穴を開けますよ。(2つ作らなくてもいいです。1つで十分です)
カッターで切り出しました。
フロントトップカバー加工
お次はトップカバーに穴開け加工していきます。
カバーの外し方ですが、まず正面のビスを一本外します。そして…
黒丸と赤丸の部分に爪があって、引っ掛かってます。
本体側はこうなってます。
- 下側に押し下げながら手前に引き、黒丸の爪を抜く
- 爪が抜けたら今度は上に持ち上げて、赤丸の爪を抜く
この手順で外れます。
外れたらビス穴の上のど真ん中に6.5mmの穴を開けます。
これがズレるとカメラ自体も左右にズレてしまうので慎重に位置を合わせましょう。
そしたらパーツクリーナーで脱脂して両面テープで三脚取り付け具を貼り付けます。これも垂直に貼り付けないと撮った映像が傾いてしまいます。こちらも慎重に位置合わせをします。
これだけでもなかなかの強度でくっついてますけど、振動対策や剥がされて持っていかれるのを防止するためにボルトでも止めます。
1/4×20ボルトに1/4ナット・M6ワッシャーの順番で通して、ネジロックを塗布します。こいつはナットとの接触面で固まって緩みにくくしてくれます。
そしてトップカバーの裏側からボルトを入れます。ボルトはそこそこの所まで適当に手でねじ込んで、ナットをスパナで締めます。相手は三脚取り付け具ですから、あまり気合を入れて締めるとネジ山を舐めるかもしれませんので、気を付けましょう。それ故のネジロック塗布なのです。
ここまでやったら本体に取り付けましょう。
こうなります。
ドラレコ装着
これにアクションカメラを付けると…
こうなります。リア側の時は六角穴付ボルトで取り付けましたが、こっちは駐車時にカメラを取り外して、ボックスの中で保管するために付属のノブボルトで取り付けました。
で、ここでちょっとした注意点を。
2つの写真の違い、わかります?
ケーブルが違いますね。
下の写真のようにしておくのが無難だと思います。雨がケーブルを伝ってケース側へ流れていくのを少しでも防ぐためです。
青に青色でちょっと分かりにくいですけど、上からケーブルを出すと重力で雨が接続部側に流れていっちゃいます。
反対にケーブルを下側へやると水が流れていってくれます。
コーキングしてあるとは言え、ケーブル抜き差しのためにカッターで裂いてありますんでね。気休めですがこうしておいた方がいいでしょうね。
まとめ
どうでしたか?穴開けは必要ですけどね。映像を確認したらさほど振動の影響もなく撮影できてましたよ。
取り付けたアクションカメラはGit2といって、給電開始で自動ON・撮影を開始し、給電終了で撮影を終え自動OFFしてくれるありがたい機能が備わっています。これなら一々手動でON/OFFしなくていいので楽です。
あとは車体のバッテリーが持つかが問題ですけど、これは経過観察していくしかないですね。何かありましたらこのブログで報告いたします。
ドラレコ取り付けシリーズ
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